「裸足歩き」を体験
「裸足歩き」って聞いたことがありますか?
裸足で歩くのは健康に良いという話は聞いたことがあるものの、大人になってからは、外で裸足になるのは海辺の砂の上くらいしか記憶にない私が、昨日、近くの公園で「裸足歩き」を体験してきた。
というのも、韓国では今、公園やアパート(日本でいうマンション)の周辺に「裸足歩き」専用に整備された散歩道が多く見られ、いわゆるブームになっているので、どんなものか試してみたかったからだ。
裸足のままスリッパを履いて家を出発し、そのまま公園まで歩いた。そして、公園の整備道の入り口(何か所かあります)でスリッパを脱ぎ、下駄箱に入れる。
ちなみに、公園の何か所かには下駄箱と足洗い場が設置されているが、スリッパや履物を持ちながら歩く人や、道端に置く人も多い。
ここは小さな公園で、私が選んだコースの場合、一周すると約1000歩、緩やかな登りや下りがある。
地面に素足をつけて歩き出す…。「痛い?」いや、意外と大丈夫..。
道がある程度整備されているので、小石を踏むこともほとんどなく安心して歩ける。
「ほとんど」と言うと気になるかもしれないが、一応、この公園の場合、整備道には黄土が敷かれており、定期的にほうきで異物が掃き出されている。とはいえ、やはり自然公園なので、歩く際は足元に注意しながら歩くのだ。
地面の硬さは、クレーコートでテニスをしたことがある人には分かりやすいと思うが、ちょうどその上を歩いている感じ。
この公園で「裸足歩き」をしている人は高齢者が多い。2〜3人で話しながら歩いている人もいれば、ラジオを聴きながら歩いている人もいる。
皆、それぞれ自由にこの公園の散歩を楽しんでいる。
歩いていると、この日特有の難所にぶつかった。雨が降った後で、水はけの悪い箇所があり、そこだけ道がヌルヌルで、少し油断すると滑って転びそうになる…。わずか数メートルのこの難所をヒヤヒヤしながら通り抜け、以降は登りも下りも快適に歩けた。
この日は3周歩いた後、足洗い場で土を丁寧に洗い流し帰路に着いた。
何か特別な体験とまでは言えないが、ダイエットでも3ヶ月くらい経ってから結果が出ることを思うと、裸足歩きも数ヶ月続ければ何か身体的な変化をきっと感じるだろう。